◆ 観光地概要|深浦の食と文化を一堂に集めた“海の駅”
青森県西津軽郡深浦町にある「海の駅ふかうら『深浦まるごと市場』」は、地元の新鮮な魚介類や農産物、加工食品、お土産品などがずらりと並ぶ観光と買い物の両方が楽しめる複合施設です。施設名の通り、深浦町の魅力を“まるごと”詰め込んだ地域密着型の観光拠点として、県内外からの観光客に親しまれています。
目の前には深浦港が広がり、日本海の潮風を感じながらショッピングができる贅沢なロケーションも魅力のひとつです。
◆ 歴史|平成30年開業の“新しい深浦の顔”
海の駅ふかうら 深浦まるごと市場は、地域振興と観光活性化を目的に、平成30年(2018年)4月24日に開業しました。従来からあった旧施設「深浦まるごと館」がリニューアルされ、海産物だけでなく、地元産の農産物や手工芸品など、より多彩な商品を扱う拠点へと進化しました。
今では、観光客のみならず地元住民の買い物スポットとしても利用されており、地域と観光をつなぐ“玄関口”のような存在となっています。
◆ 見どころ|深浦の旬を体感!五感を満たす豊富なラインナップ
◇ 新鮮な魚介類が自慢
海の駅ならではの魅力は、なんといっても鮮度抜群の魚介類。深浦漁港で水揚げされたばかりのイカ、アワビ、ウニ、マグロ、タイなどが、リーズナブルな価格で手に入るのが人気の理由です。
- スルメイカやイカの一夜干し
- 地元名物「深浦マグロ」や魚介の味噌漬け
- 夏にはウニ、秋にはサンマ、冬には寒ブリなど、旬の味覚が季節ごとに楽しめる
地方発送も対応しており、お土産や贈り物にもぴったりです。
◇ 地元農産物と特産品も充実
青森といえばリンゴが有名ですが、深浦では山菜やアスパラガス、じゃがいもなどの高原野菜も名産。まるごと市場では地元農家が丹精込めて育てた野菜を産直価格で販売しており、朝採れのフレッシュな味わいが人気です。
- 無農薬・減農薬栽培の野菜
- 深浦町産米や手作りの梅干し
- 名物「いかせんべい」や「深浦昆布ラーメン」などの加工品
地元の主婦が作る惣菜や漬物も要チェック!
◇ お土産・工芸品コーナー
観光客に嬉しいのが、深浦らしさあふれるお土産品の品揃え。青森ヒバを使った工芸品や、津軽塗、地元アーティストによるポストカードなど、バリエーション豊かです。
- 「不老ふ死温泉」グッズ
- ご当地キャラクター商品
- 地酒や青森限定のお菓子
見て・買って・持ち帰って楽しい商品が満載です。
◆ 周辺観光地|日本海の自然美と文化に出会える絶好の拠点
海の駅ふかうらは、深浦エリアの観光スポット巡りの起点として最適です。以下のような見どころへもアクセスしやすいロケーションにあります。
- ふかうら文学館(徒歩3分):太宰治が宿泊した旧旅館を改装した文学資料館。
- 深浦町歴史民俗資料館・美術館(徒歩10分):町の成り立ちと文化を学べる施設。
- 深浦港・猿神鼻洞門(徒歩すぐ):絶景スポット。漁船と奇岩の対比が美しい。
- 千畳敷海岸(車で約15分):干潮時に広がる壮大な岩棚と夕日が人気。
特に、観光の合間に立ち寄って食材やお土産を購入するには最適な立地です。
◆ アクセス方法|電車でも車でも便利な海沿いの施設
- 所在地:〒038-2324 青森県西津軽郡深浦町大字深浦字浜町352-1
- 電話番号:0173-82-0315
◇ 営業時間
- 4月〜11月:9:00〜17:30
- 12月〜3月:9:00〜17:00
- 休館日:12月31日〜1月4日
◇ 電車の場合
- JR五能線「深浦駅」から徒歩約10分
- 観光列車「リゾートしらかみ」利用時も立ち寄り可能
◇ 車の場合
- 東北自動車道「弘前IC」から約1時間30分(国道101号線経由)
◇ 駐車場
- 駐車台数:普通車20台程度(無料)
- 混雑時は近隣の公共駐車場も利用可
◆ 注意点|訪問前に知っておきたいこと
- 悪天候やシケの影響で魚介類の入荷が少ない日もあり
- 現金のみ対応の店舗があるため、事前の用意をおすすめ
- トイレや休憩スペースは館内にあり、バリアフリー対応も整備
お得情報や旬の入荷情報は事前に電話で確認可能です。
◆ まとめ|“深浦のうまいもの”がここに集う、旅のハイライトに
海の駅ふかうら「深浦まるごと市場」は、深浦町の自然・文化・味覚のすべてを感じられるスポットです。新鮮な魚介、地元農産物、豊富なお土産、そして海辺の景観。旅の途中に立ち寄るだけで、深浦の魅力がギュッと詰まったひとときを過ごせます。
買い物だけでなく、地域とふれあう交流の場としても機能している海の駅。ぜひ、深浦の旅路の中に組み込んでみてはいかがでしょうか。