青森県青森市にある「ゆ~さ浅虫」は、道の駅と温泉施設が一体となった多機能型の観光拠点です。青い森鉄道・浅虫温泉駅の目の前という抜群の立地にあり、地元の特産品が揃う物産館やレストランに加え、陸奥湾を一望できる展望風呂が訪れる人々を癒しています。
浅虫温泉の源泉を使用した本格的な温泉が手軽に楽しめるこの施設は、観光客だけでなく地元の方々にも愛される存在です。本記事では、ゆ~さ浅虫の施設概要から泉質、日帰り入浴情報、アクセス方法まで、詳しくご紹介します。
◆ 施設概要|駅直結の便利な癒しスポット
ゆ~さ浅虫は、青森県浅虫温泉エリアの観光拠点として2000年にオープンした複合施設です。「道の駅」ではありますが、館内には観光案内所、物産販売所、レストラン、ギャラリー、展望台、温泉施設が備わっており、青森を丸ごと味わえるような構成になっています。
中でも注目は5階にある展望浴場「展望温泉」。湯船からは陸奥湾が一望でき、時間帯によっては夕焼けや漁火の絶景も楽しめます。電車利用の観光客でもふらりと立ち寄れる立地と、地元の湯を気軽に味わえる気楽さが、ゆ~さ浅虫の大きな魅力です。
- 施設名:道の駅 ゆ~さ浅虫(展望温泉施設併設)
- 所在地:青森県青森市浅虫蛍谷341-19
- 電話番号:017-737-5151
- 営業時間(温泉):7:00~21:00(最終受付20:30)
◆ 泉質と効能|浅虫温泉の源泉を使用した展望温泉
ゆ~さ浅虫の温泉は、地域に湧く浅虫温泉の天然温泉を使用しており、泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)です。この泉質は、身体を芯から温めるとともに、美肌や神経痛への効果が期待される“湯治型温泉”の典型とも言えます。
一部はかけ流し、または循環式併用の形式を取っており、衛生管理を行いながらも天然温泉の良さをできる限り活かした設計になっています。
- 泉質名:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
- 性質:低張性中性高温泉(pH約7.0、泉温60~70℃)
- 主な効能:
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復、健康増進
- 切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病、動脈硬化症など
浴後は身体がぽかぽかと温まり、肌がしっとりする感覚が得られるため、特に寒い季節や冷え性の方におすすめです。
◆ 日帰り入浴|地元民も通うコスパの良さが魅力
観光客だけでなく、地元の人々の“日常の温泉”としても親しまれているゆ~さ浅虫の展望温泉。朝7時から夜21時まで営業しており、出張や旅行の途中にふらりと立ち寄ることもできます。
- 入浴時間:7:00~21:00(最終受付20:30)
- 入浴料(当日券):
- 大人:360円
- 小学生:160円
- 幼児(2~6歳):70円
- 回数券(11枚綴り):
- 大人:3,600円
- 小学生:1,600円
- 幼児:700円
タオルやアメニティ類の販売・レンタルもあるため、手ぶらでも利用可能。また、5階にあるため入浴後の展望ロビーでの休憩もおすすめです。
◆ アクセス方法|青森駅・新青森駅から電車で快適
ゆ~さ浅虫は、鉄道・自動車どちらでもアクセスしやすい立地にあり、観光の途中で立ち寄るにも非常に便利です。
◯ 電車利用
- JR青い森鉄道「浅虫温泉駅」下車すぐ(徒歩1分以内)
- 青森駅から約25分、新青森駅から約35分
◯ 車利用
- 青森市街から国道4号線を経由して約30分
- 青森空港から約40分
- 無料駐車場あり(約90台)
駅前立地ながら、無料駐車場も完備しており、ドライブ旅行の途中でも立ち寄りやすいスポットです。
◆ 周辺観光スポット|浅虫温泉の魅力を満喫
◯ 浅虫水族館(徒歩10分)
東北最大級の水族館で、イルカショーや陸奥湾の生物展示が充実。家族連れにおすすめ。
◯ 湯ノ島(眺望可能)
湾内に浮かぶ小島で、遊覧船や海からの眺めが美しい。ゆ~さ浅虫の展望スペースからも望めます。
◯ 道の駅売店・レストラン
館内には青森産りんごジュース、工芸品、地元食材を使った料理などが揃い、入浴後のショッピングや食事にもぴったり。
◆ まとめ|気軽に立ち寄れる本格温泉と、陸奥湾の絶景を
ゆ~さ浅虫は、単なる道の駅ではなく、本格的な天然温泉を気軽に楽しめる複合施設として、青森県内外の旅行者に人気のスポットです。眺望、泉質、施設の清潔感、アクセスの良さ、そしてリーズナブルな価格設定は、“知る人ぞ知る穴場温泉”とも言える存在。
青森観光の途中に、または列車旅の立ち寄り湯に。心と身体をほぐす「ちょうどいい」温泉体験が、ゆ~さ浅虫には待っています。
📍【公式サイト】
👉 道の駅 ゆ~さ浅虫 展望温泉