北海道・富良野といえば、ラベンダー畑や美しい丘陵風景、そして新鮮な空気と四季折々の自然が魅力の人気観光地。そんな富良野で、旅の疲れを癒すならぜひ訪れたいのが、「新富良野プリンスホテル温泉『紫彩の湯(しさいのゆ)』」です。
リゾートホテル内にありながら、日帰り入浴も可能な温泉施設で、美景とともにゆったりとした時間を過ごすことができます。

本記事では、「紫彩の湯」の泉質・効能・料金・アクセス・注意点まで、観光に役立つ情報を詳しく解説します。


施設概要|大自然に囲まれた癒しの温泉リゾート

新富良野プリンスホテル内に併設された「紫彩の湯」は、宿泊者はもちろん、一般利用者のための日帰り入浴も可能な温泉施設。富良野の広大な森に囲まれたロケーションにあり、四季折々の自然を眺めながら湯浴みを楽しむことができます。

内湯、露天風呂、サウナを備えた清潔感のある浴室には、広々とした湯船が設けられ、観光で疲れた身体をやさしくほぐしてくれます。浴後には、ホテル内のレストランやラウンジで食事やドリンクを楽しめるのも魅力です。


泉質と効能|“紫彩”の名にふさわしい多彩な効能

紫彩の湯で使用されているのは、「富良野温泉」と呼ばれる天然温泉。地下1,010mから湧き出る源泉は、以下のような特徴を持ちます。

  • 源泉温度:26.3℃
  • 湧出量:250リットル/分
  • 泉質名:含よう素-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(アルカリ性・高張性・低温泉)

この泉質は、保温性に優れ、身体を芯から温める作用があるため、湯冷めしにくいのが特長。特に以下のような効能が期待できます:

  • 疲労回復
  • 健康増進
  • 神経痛・筋肉痛
  • 関節痛・冷え性

泉質はしっかりとした「しょっぱさ」を感じる塩化物泉で、肌をやさしく包み込むような感覚があり、入浴後はしっとりとした肌ざわりが残ります。

※なお、「紫彩の湯」は源泉かけ流しではないですが、しっかりとした泉質が体感でき、清潔・衛生面においても安心です。


日帰り入浴の詳細情報|時間と料金を事前チェック!

観光客にうれしいのが、日帰り入浴の受け入れを行っている点。富良野観光の合間にふらっと立ち寄ることができます。

【営業時間】

  • 通常期:13:00~23:30(最終受付23:00)
  • 7~8月:13:00~18:00(最終受付18:00)

【料金(税込)】

  • 大人(中学生以上):1,700円
  • 小人(4歳〜小学生):850円
  • 3歳以下:無料

※タオル類は別途レンタル可。混雑状況によっては入場制限がかかることがあります。


アクセス方法|主要交通機関からの所要時間

●所在地

北海道富良野市中御料 新富良野プリンスホテル内

●電車・バスでのアクセス

  • JR富良野駅から車で約10分
  • JR富良野駅からホテル送迎バス(事前確認必須)または路線バス

●車でのアクセス

  • 旭川空港から車で約1時間(国道237号経由)
  • 新千歳空港から車で約2時間30分(道東道・国道38号経由)

ホテルの敷地内には無料駐車場(約500台)が完備されており、レンタカー利用者にも便利です。


注意点|訪問前に知っておきたいポイント

  • 7月〜8月は営業時間が短縮されるため、早めの入館がおすすめ。
  • 混雑する時間帯(19:00〜21:00頃)は避けると快適に入浴可能。
  • 源泉かけ流しではないが、泉質は高評価。清掃・衛生管理が徹底されている。
  • 大浴場内は撮影禁止。貴重品ロッカーあり(無料)。
  • サウナ利用可能(オートロウリュタイプ・男性限定あり)

まとめ|富良野の旅をより深く癒す“温泉のごちそう”

紫彩の湯は、富良野の自然を感じながら心と体をゆるめることができる、癒しの空間です。源泉の恵みを感じながら、富良野らしいおもてなしの中でゆったりとした時間を過ごせば、旅の疲れも一気にリセットされるはず。

観光やグルメ、アクティビティの後に立ち寄れば、富良野の旅がより豊かなものになるでしょう。宿泊者以外も楽しめるこの上質な温泉、次の北海道旅行でぜひ訪れてみてください。

公式サイト:新富良野プリンスホテル「紫彩の湯」