北海道土産の定番「白い恋人」。その生産工場とメルヘンな体験型施設が融合したテーマパークが、札幌市にある**白い恋人パーク(Shiroi Koibito Park)**です。お菓子好きにはたまらないスポットとして、観光客はもちろん地元ファミリーにも大人気。
この記事では、白い恋人パークの観光地概要・歴史・見どころ・入場料・営業時間・アクセス方法・周辺観光地・注意点・まとめを、初めて訪れる方にもわかりやすくご紹介します。
観光地概要|夢のような“お菓子の王国”が札幌に!
白い恋人パークは、北海道を代表する製菓メーカー「石屋製菓」が運営する、お菓子のテーマパークです。施設内では、人気商品の製造工程を間近に見学できるだけでなく、チョコレート作りの体験、スイーツの試食、ヨーロッパ調の庭園や建築を楽しむことができます。
施設全体がファンタジーの世界のような空間に包まれ、子どもから大人まで楽しめる仕掛けが満載。季節限定のイルミネーションやプロジェクションマッピングなど、年中イベントが充実しているのも魅力のひとつです。
歴史|「白い恋人」誕生からテーマパーク構想へ
白い恋人パークは、1995年に石屋製菓本社敷地内に開業。もともとは「白い恋人」の製造工場に併設された工場見学施設が前身でした。
1976年に発売された「白い恋人」は、ホワイトチョコレートをラングドシャでサンドしたシンプルながら上質なお菓子で、瞬く間に北海道土産の定番へ。その人気を背景に、工場と観光の融合を目指してテーマパーク化が進められました。
2019年には大規模リニューアルが行われ、現在のようなお菓子と遊びが融合した体験型パークとして再始動。今では年間数十万人が訪れる札幌を代表する観光スポットです。
見どころ|子どもも大人も楽しめる、白い恋人の世界
● ファクトリーウォーク(製造ライン見学)
実際に「白い恋人」が作られている様子をガラス越しに見学可能。生地を焼く工程からチョコレートの充填、包装ラインまでが見られる貴重な体験。焼きたての白い恋人の香ばしい香りが漂う中で、お菓子のプロの技に感動できます。
● チョコトピアハウス
最新の映像技術を使った「プロジェクションマッピングによるチョコレートの歴史展示」が圧巻。古代から現代までのカカオと人間の関わりを、まるで物語のように学べます。
● スイーツワークショップ・ドリームキッチン
自分だけのオリジナル白い恋人を作れるお菓子づくり体験コーナー(事前予約推奨)。小さな子どもでも楽しめるコースから、本格的なチョコレート細工までバリエーションも豊富です。
● ガリバータウン・ポッケ(有料エリア)
子ども向けの小さな街を模したプレイゾーンで、制服を着てのごっこ遊びやアスレチックなど、ごっこ遊びと遊具が融合した空間。3歳~小学生の子どもに人気。
● ローズガーデン・中庭エリア
洋風の庭園には、季節の花々やフォトスポットが点在。冬にはイルミネーションや雪のプロジェクションが行われ、幻想的な光の庭園に変身します。
営業時間・入場料金(2024年時点)
■ 営業時間
- 10:00~17:30(最終受付16:30)
※年中無休(臨時休業やメンテナンスあり)
※無料エリアもあります
■ 有料エリア入館料金(体験・展示・見学)
区分 | 料金(税込) |
---|---|
大人(高校生以上) | 800円 |
小中学生 | 1400円 |
3歳以下 | 無料 |
- ※団体料金あり(20名以上)
- ※体験やイベントは別途料金が必要な場合あり
アクセス方法|札幌市内から地下鉄&バスで楽々アクセス
■ 所在地
北海道札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36
■ 公共交通機関
- 地下鉄東西線「宮の沢駅」5番出口から徒歩約7分
- JR「札幌駅」からタクシーで約25分/バスで約35分
- 札幌市内観光バスの停車地にもなっており、観光ルートに組み込みやすい立地
■ 車利用
- 札幌中心部から車で約20〜30分
- 駐車場:無料(台数に限りあり)
周辺観光地|あわせて巡るともっと楽しい!
- 白い恋人サッカー場(隣接):コンサドーレ札幌の練習グラウンド見学可(イベント時)
- 三井アウトレットパーク 札幌北広島(車で約20分):ショッピングに最適
- 札幌芸術の森(車で約30分):自然と芸術が融合するアートパーク
- 大倉山ジャンプ競技場・展望台(車で約15分):札幌市街を一望する絶景スポット
注意点|混雑・予約・天候対策に注意
- 土日祝・大型連休は混雑必至。ファクトリー見学や体験コーナーは早めの予約・来場がおすすめ。
- 冬季は路面凍結や積雪あり。車利用時はスタッドレスタイヤ装着必須。
- 小さな子ども連れは「ガリバータウンポッケ」や「休憩所」も事前確認を。
まとめ|“おいしい”と“たのしい”が融合する、札幌観光の新定番
白い恋人パークは、「お菓子が好き」「子どもと一緒に楽しみたい」「インスタ映えスポットを探している」そんな旅行者にぴったりのテーマパークです。製造見学だけでなく、遊び・学び・味わいが一度に体験できる点が最大の魅力。
札幌観光の途中で気軽に立ち寄れて、旅の思い出にも、ちょっとした休憩にも使える万能スポット。北海道らしいおもてなしとスイーツの魅力を、ぜひこの場所で満喫してみてください。
📌 公式サイトはこちら
👉 https://www.shiroikoibitopark.jp/