登別温泉といえば、北海道を代表する温泉地として名を馳せ、多種多様な泉質と豊富な湯量で“温泉のデパート”と称される場所。そんな中で、“本物の湯を味わえる宿”として評価の高いのが、「ホテルゆもと登別」です。

この記事では、ホテルゆもと登別の施設概要、泉質と効能、源泉かけ流しの特長、日帰り温泉情報、アクセス方法、周辺観光スポットを意識して丁寧にご紹介します。宿泊はもちろん、日帰り入浴だけでも価値ある一湯を求める方に最適な内容です。

施設概要｜登別温泉街の中心で“湯”を極める宿

ホテルゆもと登別は、登別温泉の中心部に位置する、格式ある和風旅館スタイルの温泉ホテルです。大きな旅館が並ぶ中でも、落ち着きと清潔感に満ちた雰囲気で、多くのリピーターを持つ人気の宿です。

ロビーは木の温もりを感じる落ち着いた設え。客室は和室が中心で、静かで落ち着いた雰囲気が旅の疲れを癒してくれます。料理は地元の食材をふんだんに使った和会席が中心で、北海道の旬を五感で楽しめる内容となっています。

泉質と効能｜登別の“4大泉質”をかけ流しで堪能

ホテルゆもと登別の最大の魅力は、なんといっても4種類の源泉をすべて源泉かけ流しで使用していること。他の宿では混合泉や循環が一般的な中、ここでは4つの泉質を“別々の浴槽”で体験できるという贅沢な構成が特徴です。

■ 各泉質の特徴と効能

泉質名特徴効能
硫黄泉白濁、独特の硫黄臭美肌、殺菌、動脈硬化、高血圧
食塩泉（塩化物泉）透明、塩気あり保温、冷え性、関節痛
酸性鉄泉（酸性緑ばん泉）褐色・金属臭貧血、婦人病、皮膚疾患
混合泉2種類以上を含む天然のブレンド多目的な効能を総合的に享受

このような“湯ごとに浴槽を変えて楽しむ”スタイルは珍しく、湯めぐりの楽しさと泉質の違いを体感できる、まさに登別の真骨頂とも言えるでしょう。

源泉かけ流しへのこだわり｜湯の質を落とさない本物志向

ホテルゆもと登別では、すべての浴槽で加水・加温なしの100%源泉かけ流し方式を採用しています。これにより、源泉本来の温度・成分・湯力がそのまま届けられるという、本物の温泉体験が可能になります。

施設内には源泉の流入口が目に見える箇所も多く、湯量の豊かさや泉質の新鮮さを視覚・嗅覚・触覚で感じることができます。温泉の本質を味わいたい方にこそふさわしい宿といえるでしょう。

日帰り温泉情報｜宿泊しなくても楽しめる極上の湯

ホテルゆもと登別は、宿泊客以外にも日帰り温泉入浴を積極的に受け入れている点も魅力。入浴料金はやや高めに感じるかもしれませんが、それは「4種かけ流し」の質を考えれば納得の価格です。

■ 日帰り入浴 詳細情報

  • 営業時間：13:00〜20:00（最終受付19:00）
  • 料金：
    　- 大人（小学生以上）：1,400円
    　- 小学生未満（2歳〜小学生未満）：300円
    　- 2歳未満：無料
  • 備考：タオル貸出あり（有料）、ロビーでの待ち合わせや休憩も可能

■ おすすめの楽しみ方

  • 時間に余裕があれば、4種類の泉質をゆっくり順番に楽しむ“湯めぐり”スタイルがおすすめ
  • 温泉街観光の合間に立ち寄るもよし、日帰り温泉ドライブの目的地にも最適

アクセス方法｜登別駅・新千歳空港・札幌から好アクセス

■ 住所

〒059-0551 北海道登別市登別温泉町29
TEL：0143-84-2277

■ 公共交通でのアクセス

  • JR「登別駅」より道南バス「登別温泉」行きで約15分 → 終点下車 徒歩3分
  • ※札幌駅から登別駅までは特急列車で約75分

■ 車でのアクセス

  • 新千歳空港から：道央自動車道利用で約60分
  • 札幌市内から：車で約90分
  • 無料駐車場あり（宿泊・日帰りともに利用可能）

周辺観光スポット｜温泉＋観光のモデルコースに最適

● 地獄谷（徒歩5分）

登別温泉のシンボル的観光地。地熱と蒸気が噴き出すダイナミックな景観は圧巻で、散策道も整備されています。

● 大湯沼・鉄泉池（車で約5分）

登別の源泉地帯にある自然景勝地。湯けむりが立ち昇る“生きた火山の景色”を体感できます。

● 登別伊達時代村・のぼりべつクマ牧場

家族やグループで楽しめる観光スポット。アクティビティや歴史体験も豊富。

まとめ｜“湯にこだわる人のための宿”それがホテルゆもと登別

「ホテルゆもと登別」は、登別の中でも特に湯の質と体験の“純度”を追求する宿として、静かに高評価を得てきました。4種類の源泉を完全かけ流しで楽しめるという贅沢さは、全国を見渡しても稀少。

宿泊はもちろん、日帰り温泉だけでも十分価値があるため、登別で「質の高い温泉体験」を求める方には必見の施設です。大切な人と過ごす休日に、自分を癒す静かなひとときに、ぜひ一度訪れてみてください。

📌 公式サイト｜ホテルゆもと登別
👉 http://yumoto-noboribetu.com/