一関市郊外の静かな癒しの湯宿「山桜桃の湯」とは

岩手県一関市の郊外に位置する「一関温泉 山桜桃の湯(ゆすらのゆ)」は、天然温泉100%の源泉かけ流しを贅沢に楽しめる人気の温泉施設です。周囲は静かな田園風景が広がり、四季折々の自然の表情を眺めながら、心ゆくまで湯浴みが楽しめます。

「山桜桃の湯」は、日帰り温泉利用にも宿泊利用にも対応しており、朝5時から夜遅くまで営業していることから、地域住民から観光客まで幅広く親しまれています。館内には大浴場をはじめ、露天風呂、岩盤浴、エステ、リラクゼーションスペース、そして食事処やお休み処など、充実した設備が揃っており、一日をゆったり過ごせる癒しの空間として高評価を得ています。

泉質と効能|肌にやさしく温まりが持続する“ナトリウム―塩化物泉”

山桜桃の湯の魅力のひとつは、源泉かけ流しで楽しめる高品質な天然温泉です。泉質は「ナトリウム―塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)」で、保温効果と美肌効果に優れているとされています。

この泉質は、体を芯からしっかりと温めてくれるため“熱の湯”とも呼ばれ、特に冷え性や関節痛、神経痛などに効果があるとされます。また、塩分が肌を覆うことで保湿作用が高まり、湯上がり後も長く体の温かさを保つことができるのが特徴です。

湯の感触はなめらかで、刺激が少なく肌に優しいため、敏感肌の方やお子さまにも安心して入浴していただけます。

泉質データ(2025年8月時点)

  • 泉質:ナトリウム―塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
  • 泉温:約45℃
  • pH値:やや弱アルカリ性
  • 色・におい:ほぼ無色透明、やや塩味あり
  • 効能:神経痛、筋肉痛、冷え性、慢性皮膚病、疲労回復、リウマチ、美肌効果 など
  • 湯使い:源泉かけ流し(一部加温あり、加水・循環なし)

館内の温浴設備|露天・内湯・岩盤浴が揃う極上の癒し空間

山桜桃の湯の館内には、広々とした男女別の大浴場のほか、趣の異なる露天風呂、サウナ、水風呂、薬湯などが設けられており、様々な湯めぐりが楽しめます。露天風呂からは開放的な青空と周囲の自然を眺めることができ、四季ごとに異なる景色が訪れる人の心を和ませてくれます。

また、女性に人気の岩盤浴スペースも完備しており、体の芯からじっくり温まる“温熱デトックス”を体験できます。リラクゼーションエリアや仮眠スペース、食事処「四季亭」では、地元の食材を使った定食や麺類、スイーツなどが楽しめるのも魅力です。

日帰り入浴の利用情報|早朝から深夜まで営業、時間や料金も選べる

一関温泉 山桜桃の湯は、日帰り入浴でも利用しやすい点が大きな特徴です。営業時間は朝5時〜夜23時(最終受付22時)と長く、仕事帰りや旅の途中でも気軽に立ち寄れる温泉施設として重宝されています。

時間や用途に応じて利用プランを選べるのも嬉しいポイントです。シンプルな2時間コースと、ゆっくり滞在できる1日フリーコースが用意されています。

日帰り入浴料金(2025年8月時点)

【2時間コース】

  • 大人(中学生以上)
     平日・土曜:850円
     日曜・祝日:1,180円(※17時以降は平日料金に切り替え)
  • 子ども(0歳〜小学生)
     平日・土曜:630円
     日曜・祝日:960円(※同上)

【1日フリーコース】

  • 大人:1,950円(タオル、バスタオル、館内着付き)
  • 子ども:1,510円(タオル、バスタオル付き)

【レンタル・販売品】

  • フェイスタオル(販売):150円
  • バスタオル(貸出):220円

利用シーンに応じて選べるプランは、短時間のリフレッシュにも、のんびり一日を過ごすにも適しています。

アクセス|車でも公共交通でも便利な立地

「山桜桃の湯」は、一関市街地から車で約10分とアクセスしやすい場所に位置しています。周辺には一関ICや一ノ関駅もあり、観光ルートにも組み込みやすい立地です。

住所:

岩手県一関市赤荻字笹谷393-6

アクセス方法:

  • 【車】東北自動車道「一関IC」より約5分
  • 【電車】JR東北本線「一ノ関駅」からタクシーで約10分
  • 【バス】一関駅前から岩手県交通バス「山目・赤荻線」乗車、「赤荻バス停」下車、徒歩約8分

駐車場:

  • 普通車 約100台分の無料駐車場完備
  • 大型バスも可(要事前連絡)

駐車スペースも広く、団体利用にも対応しているため、観光バスツアーなどでの利用も可能です。

まとめ|一関で温泉・癒し・美食を堪能するなら「山桜桃の湯」へ

「一関温泉 山桜桃の湯」は、天然温泉100%の源泉かけ流しを贅沢に味わえる、岩手県屈指の人気日帰り温泉施設です。美肌効果や保温性に優れたナトリウム塩化物泉が、心と体をじんわりと癒してくれます。

2時間のショート利用から、1日フリーでのんびり過ごすスタイルまで、利用者のニーズに合わせたプランが充実しており、観光・ビジネス・家族旅行・女子旅など、どんなシーンにも対応可能です。

また、アクセスの良さ、充実した館内設備、清潔な施設運営など、安心してリフレッシュできる環境が整っているのも魅力のひとつです。

2025年8月現在、東北の旅路で「癒やし」と「温もり」を求めるなら、一関温泉 山桜桃の湯は間違いなく訪れる価値のある温泉地のひとつです。厳美渓や猊鼻渓など周辺観光と合わせて、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。