北海道釧路市阿寒町に位置するあかん遊久の里 鶴雅は、阿寒湖の大自然に抱かれた老舗の高級温泉旅館です。アイヌ文化と和の趣を融合させた館内で、北海道屈指の名湯・阿寒湖温泉を堪能できるとあって、多くの観光客に愛されています。本記事では、施設の魅力や温泉の泉質、日帰り入浴情報、アクセスなどを詳しくご紹介します。


施設概要|伝統と現代が調和した癒しの空間

1956年創業のあかん遊久の里 鶴雅は、長年にわたり阿寒湖の温泉文化を牽引してきた名旅館です。全225室という大型旅館ながら、一歩足を踏み入れるとまるで美術館のような落ち着きある空間が広がります。

館内は、「和」と「自然美」をテーマに設計されており、阿寒湖の風景を望む客室や、アイヌ文化を随所に感じさせるインテリアが印象的です。館内施設も充実しており、レストラン、バー、ギャラリー、スパ、売店などが整っており、長期滞在でも快適に過ごせます。


泉質と温泉施設|阿寒湖温泉の恵みを堪能

鶴雅が誇る温泉は、阿寒湖温泉の源泉から引いたナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)です。この泉質は「美人の湯」として知られ、肌の角質をやさしく取り除き、保湿効果が高いのが特徴です。冷え性や神経痛、疲労回復にも効果が期待され、老若男女問わず人気があります。

風呂の種類と眺望

大浴場は2つあり、それぞれ異なる趣を持っています。

  • 天の原湯殿(展望大浴場):阿寒湖を一望できる最上階の浴場で、特に朝焼けや夕焼け時には絶景が広がります。
  • 豊雅殿(庭園大浴場):内湯や露天風呂、ジャグジー、寝湯、サウナなど多彩な湯処を備えています。美しい中庭を望みながらゆったりと湯浴みを楽しめます。

源泉かけ流しの有無

全ての浴槽が源泉かけ流しではありませんが、一部の風呂では加温・循環をせずに源泉をそのまま使用しています。泉質をできる限り自然のままに保つため、毎日丁寧に管理されています。


日帰り入浴情報|宿泊しなくても楽しめる贅沢

あかん遊久の里 鶴雅では、日帰り入浴も受け付けており、宿泊できない観光客でも気軽に立ち寄れます。

  • 営業時間:13:00~17:00(最終受付 16:00)※混雑状況により変更の場合あり
  • 料金:大人 1,500円、小学生 750円(未就学児無料)
  • 利用可能施設:豊雅殿(大浴場・露天風呂など)

タオルのレンタルも可能(有料)なため、手ぶらでの訪問も可能です。日帰りでも上質な癒しが体験できるのは、鶴雅ならではの魅力です。


アクセス|阿寒湖畔の好立地で観光にも便利

あかん遊久の里 鶴雅は、阿寒湖温泉街の中心部に位置しており、周辺観光地へのアクセスも良好です。

  • 住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目6番10号
  • 最寄り空港:たんちょう釧路空港から車で約60分
  • 公共交通機関:釧路駅から阿寒バスで約2時間、「阿寒湖バスターミナル」下車、徒歩約5分
  • 駐車場:無料(約100台分)

周辺には阿寒湖の観光船乗り場や、阿寒湖アイヌコタン、ボッケ(泥火山)などの見どころも多く、観光と温泉をセットで楽しむには最適の立地です。


まとめ|阿寒湖の自然と文化に触れながら癒される贅沢なひととき

あかん遊久の里 鶴雅は、阿寒湖温泉の中でも屈指の人気を誇る高級旅館です。美肌の湯として知られる温泉、美しい湖の風景、館内に息づくアイヌ文化、そして行き届いたおもてなし——どれをとっても五感を満たす贅沢なひとときが待っています。

宿泊はもちろん、日帰り入浴だけでも十分にその魅力を体感できます。北海道・阿寒湖を訪れる際には、ぜひ「鶴雅」で癒しと非日常の時間をお楽しみください。


(ご注意)最新の営業情報や料金については、公式サイトをご確認ください。
👉 あかん遊久の里 鶴雅 公式サイト